[セミナリオ]4月第4週のセミナリオ
本校では、年間を通じて「横須賀学院セミナリオ」と総称される課外講座を実施しています。
2024年度がスタートして早速,横須賀学院セミナリオも続々と開講されています。4月第4週の今週,以下の3つのセミナリオが放課後に実施されました。
4月22日(月)は,関東学院大学看護学部の島田多佳子教授をお招きして,「看護の多様な役割と専門性」と題して講義していただきました。看護職の体系や役割,看護職のジェネラリストとスペシャリストが求められていること,チーム医療の中での役割や高齢化社会においての地域看護の課題などについても伺いました。看護医療系への進路に関心を持つ生徒たちが集まり,熱心に受講しました。
続いて,4月25日(水)には「読書会 ルソー『人間不平等起源論』を読む」が図書館を会場に実施されました。
この講座は,高3生徒の発案・企画によるもので,2月の実施に続いて2回目の開催となりました。ファシリテーターも生徒がつとめ,予定の時間を大幅に超えての熱心な哲学対話が繰り広げられました。
4月26日(金)には,「聴いて親しむパイプオルガン イースターと復活節の賛美歌とオルガン曲」が,大チャペルのカール・シュッケ・オルガンを用いて開催されました。今回も講師は本校聖書科講師の渡辺善忠先生です。先生は本校のメサイア公演の指揮者でもありますが,オルガニストとしても活躍され,巣鴨教会の牧師でもあります。
新入生や保護者の方々も加えて,オルガンの構造や発音のしくみを学び,また賛美歌のメロディーを用いた様々な作曲家のコラール前奏曲をご紹介いただきました。今回は特別にオルガン内部も公開いたしましたので,興味深く見学したり,終了後にはオルガンに触れる機会も用意されました。
本校では生徒の探究や発展的な学びを支え、進路意識の醸成を促す課外の学びの機会をこれまでも、これからも積極的に設定してまいります。