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[セミナリオ]聴いて親しむ~キリスト教音楽の歩みとパイプオルガン~

本校では、年間を通じて「横須賀学院セミナリオ」と総称される課外講座を実施しています。

2月16日(木)放課後,「聴いて親しむ ~キリスト教音楽の歩みとパイプオルガン~」シリーズの第2回,発展編として前回に引き続き本校の聖書科講師,日本キリスト教団巣鴨教会牧師であり,オルガニスト・本校メサイア指揮者でもある渡辺善忠先生に講演していただきました。今回は生徒に加え,保護者の方の参加もありました。

はじめに,オルガンはどのようにして音が出るのか,そのしくみを学びました。オルガンは鍵盤を弾いて演奏しますが発音のしくみは管楽器と同じです。金管楽器や木管楽器と同じように金属や木製のパイプ,リード管に空気を送って演奏します。オルガン内部には電気送風機が設置されていますが,電気が発明されるよりも前は水力や人の手で鞴(ふいご)を押して空気を送っていたそうです。また,音色を変えるストップの種類と組合せを,実際に弾いていただいて音色の違いを聴きました。更に特別にオルガン内部を覗く機会もあり,送風機や鍵盤と各パイプを繋ぐトラッカーアクションのしくみを見学しました。

後半は教会のこよみ(教会暦)に基づくコラール前奏曲を,各教会暦ごとに讃美歌と共に演奏していただくレクチャーコンサートとなりました。オルガンの間近で演奏を観ながら,聴きながら,迫力ある音色,柔らかな先生な音色,さまざまに多彩な音色を楽しみました。

次年度も引き続きこのシリーズを開講していく予定です。どうぞご期待ください。

本校では生徒の探究や発展的な学びを支え、進路意識の醸成を促す課外の学びの機会をこれまでも、これからも積極的に設定してまいります。

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