出題傾向

出題傾向


国 語

 
 

Ⅰ期進学

Ⅱ期選抜

2021年度入試について

文章量・設問形式は例年通りであり、 平均点も前年度と大 きく変化はありませんでした。漢字は常用漢字からの標準 的な出題ですが、毎年正答率は低いです。しっかりと対策をしてもらいたいです。評論は rポピュリズム」について述 べた文章であり、 中学生にとってはなじみのない内容だっ たかもしれません。小説では今回、問七で文整序の問題を 出題しました。小説であっても、指示語や接続語に注目し、文章の流れを的確に掴む姿勢を忘れないようにしましょう。古典は、例年通り教科書レベルの基本的な語彙や 日本文学 史を問いました。

文章量と出題形式は例年通りでしたが、 平均点はやや下が りました。漢字の読み書きは難しい問題が多く、 ほとんど 得点できていない解答も多く見受けられました。しつかりと 対策をしてもらいたいです。評論では、 空欄補充問題が多 く出題されました。空襴を含む一文、 そしてその前後の文脈をしつかりと読み取る力があれば、高得点が得られたで しょう。小説では、表現技法や語句の意味といった知識事項、登場人物の心情理解についてなど、 小説読解において必要 な力を広く問いました。また、 今年も記述問題を出題して います。古典は比較的平易な物語文であり、内容も分かり やすいものでした。そのため、内容読解よりも、 単語の意 味や仮名遣いなどの知識事項の出来不出来で差がついたか もしれません。

2022年度入試展望

出題形式、 内容について大きな変更は行いません。漠字の 得点率で差がつくことが多いので、中学教科書巻末の r常用漢字表」やr中学校で学習した漢字一覧』等を参考に、日々 学習に励んでください。評論・小説の文章読解においては、接続語や指示語の内容などを問う基本的な問題から、内容読解や内容合致に関する応用問題まで幅広く出題します。文脈をしっかり捉えて丁寧に読解する練習をしておきましょ う。 日頃からわからない語句を国語辞典で調べるなど、基 礎的な国語力を身につけておくことも肝要です。古典は、主語に注意しながら丁寧に読解し、内容やテーマをきちん と掴むことが大切です。

出題形式・内容について大きな変更は行いません。評論を読むにあたって、 指示語や接続語をはじめ、 意味段落等に 注目して、 全体の内容を把握することが重要です。 日頃か ら長文に取り組み、 それに慣れることで、 すばやく的確に 内容を理解できるだけの語彙力や文法力を高めてください。小説は、 自己の主観を持ちこむのではなく、 客観的に文章内容を読み取る姿勢を身につけてください。記述問題に対 しては、設問の条件をよく理解し、本文中にある複数の要件をしつかりと見つけて解答を作成する練習をしておきま しょう。古典では、主語に注意しながら丁寧に読解し、内容やテーマをきちんと掴むことが大切です。


数 学

 
 

Ⅰ期進学

Ⅱ期選抜

2021年度入試について

出題傾向・難易度は例年通りでした。中学校で学習した各分野からバランスよく出題し、 基礎から応用までの学力を問う内容でした。どの分野においても、基本問題はしっかり得点できていて例年に比べて正答率は高かったです。一方で全体的にケアレスミスの多い答案もあったので、 よく見直し確認する習慣をつけましょう。小問集合の他に3題の大問があり、 関数と図形の融合問題はやや難易度が高く、 解答欄には誤答や空襴が目立ちました。標準から応用の問題まで、しつかりと対策をすることが大切です。

出題傾向、難易度は例年通りでした。中学校で学習した各分野からバランスよく出題し、 基礎的な問題に加えて応用問題も出題しました。内容をよく理解し解答できていて、基本的な問題においては正答率が非常に高く、応用問題についても前年度に比べて正答率が上昇しました。小問集合の他に3題の大問があり、 関数分野で出題した記述問題では、求める内容を理解し、 しつかり式を立てられるかどうかで大きく差がつきました。

2022年度入試展望

出題範囲は中学校の既習事項全般です。今年度も例年 の出題傾向と大きく変わらないので、過去の入試問題を解いてみることが必須です。時間配分を確認しながら、 時間内に解答できるようにも練習しましょう。基礎力をしつかりと固め、 ケアレスミスなどのないよう正確に解く力をつけてください。そのうえで標準・応用問題にも積極的に取り組みましょう。できなかった問題は繰り返し学習するのが効果的です。

出題範囲は中学校の既習事項全般です。今年度も例年の出題傾向と大きく変わらないので、過去の入試問題を解いてみることが必須です。基本事項が確実に身についているかを確認するとともに、 r数学的思考力」を問う内容を出題します。標準・応用問題にも積極的に取り組み、r考える力」を培うように努めてください。また、例年通り大問1題の最後には記述問題を含みます。自分の考え方や答えを求める過程を順序立てて記述する練習をしておきましょう。


英 語

 
 

Ⅰ期進学

Ⅱ期選抜

2021年度入試について

出題構成に大きな変化はありませんでしたが、平均点は2020年度に比べやや上昇しました。単語は記述問題の正解率が高くありませんでした。正しい綴りが書けるよう何度も書く練習をしましょう。文法問題は多くの人が健闘したと思います。基本的な文法問題は解けるようにしておきましょう。長文の分量は例年通りでしたが、最後までたどり着いていない解答も見られました。語彙力を強化し長文に多く触れ、 さらに速読も心掛けてください。

2021 年度の平均点は2020年度とほぼ同じでした。単語のつづりを書く問題は正答率が高くありませんでし た。単語力は入学後も問われるものです。正しく r発音できる」、 r書ける」よう練習してください。正解率の差があったのは文法問題でした。発展問題だけでなく、基本的な問題もありますので、確実に正解できるように、問題集などで何度も問題を解こう。長文は分量が多いので、 語彙力を強化し長文に多く触れ、さらに速読も意識しましょう。

2022年度入試展望

昨年と同様の出題構成、出題レベルになる見通しです(語彙問題20%、文法問題40%、長文読解40%)。単語レベル・文法レベルとも、中学で学ぶ標準的なものが出題されます。長文についても、 標準的な難易度です。時間配分が上手くできるよう過去問題に取り組んでください。また、 分量が多いので普段から長文に慣れるよう読解のトレーニングを積み重ねましょう。さらに、長文読解においては語彙力も重要なので、日頃から語彙力増強を心掛けてください。

昨年と同様の出題構成、出題レベルになる見通しです(語彙問題20%、文法問題40%、長文読解40%) 。出題レベルは1期進学よりも難しい問題が混じっていますが、標準的な問題も相当量出題されています。基本 問題から発展問題まで幅広く取り組んでください。語句・文法問題などの基礎的な問題については、 あまり時間をかけずに解答するなど、 時間配分に気をつけ、長文問題で時間切れとならないよう気をつけましょう。


〈推薦で受験される皆さんへ〉

課題作文を出願時に提出してもらいま す。作文のテーマは12月中旬に発表 します。字数制限は600字。今まで のテーマには、 『人に支えられていると感じたこと」、 『私が生きがいを感じる時J r真剣に取り組んだこと」など がありました。 また、 面接では、 課題 作文の内容の他に、『志望動機」 やr中 学生活の思い出」、 r高校生活をどう過 こしていきたいか」というような質問 をします。自分自身の言葉で、 思いや 考えを伝えてください。