校長挨拶 Message 自己と向き合い、自己の可能性を追求してほしい 横須賀学院は戦後、「教育は希望」という確信のもと、平和と民主主義の社会を担う若者を育成するために創立されました。平和で民主的な社会は、私たち一人ひとりの存在が価値あるものとして大切にされる社会です。本校では、「敬神・愛人」(神を敬い、人を愛する)を建学の精神に掲げるキリスト教教育を行っています。生徒たちが、互いの存在を尊重しあい、愛をもって他者を受け入れることのできる人へと成長することが本校の一番の願いです。そして、良識ある市民として社会を担う存在となることを期待しています。 生徒たちには、与えられた生命を精一杯に生かし、自分らしい生涯を送ってほしいと願っています。私たちには、その人にしかない個性、資質、能力があります。それは、その人にしか果たすことのできない使命がこの世界にあるからです。あなたにしかできない使命、役割がきっとあります。横須賀学院では、何のために学び、いかに生きるのかを日々、生徒たちに問いかけています。また、自己と向き合い、自己の可能性を追求し、自分らしい自己実現の道を歩むように呼びかけます。何よりも、キリスト教教育の学びの中で、隣人愛の精神をもって、自分にしかできない社会貢献の道を実現してほしいものです。 若い人たちには、可能性あふれる時代に、失敗を恐れず、価値あることにチャレンジできるマインドを身につけて欲しいと思っています。横須賀学院の様々な教育プログラムを通して、夢中になれることを探し当て、積極的にチャレンジしてください。それぞれの自己実現に向かって、自信をもってチャレンジできるよう教職員が親身になってサポートします。キリスト教学校らしい温かな環境の中での学びと経験が、皆さんを豊かに成長させてくれると信じています。 横須賀学院中学・高等学校 校長 天 野 海 走