本校では、年間を通じて「横須賀学院セミナリオ」と総称される課外講座を実施しています。

11月21日（月）には、東京医療保健大学の医療保健学部医療栄養学科の齋藤さな恵先生をお招きして「自分の食生活をふり返ってみよう」と題して、講座を実施しました。

当日は、管理栄養士と栄養士のちがいや、管理栄養士になるために必要なこと、管理栄養士がどのような場所で活躍されているのか等、具体的なお話を伺うことができました。国家試験では、食べ物や健康に関する知識だけではなく、人口や環境に関する課題、生物や化学などの分野から出題もあり、様々な分野について学び続ける必要があることを知りました。また、管理栄養士養成課程のカリキュラムは、講義／実験／実習で構成され、顕微鏡や試験管を使用したり、解剖したりする実験もあることを知りました。

大学では子どもたちに栄養についてわかりやすく説明するための教材づくりに取り組む機会や、調理実習、グループワークなど、楽しそうな授業がたくさんあると感じました！

講義後半では、ファストフードのカロリーについて考え、BMI計算や糖尿病患者が一回の食事で摂取してもいいカロリー計算を行った後に、食事メニューの検討を行い、今後の食生活について考える良い機会になりました。

12月12日（月）には大学のキャンパスに訪問し、生化学実験や調理実習などを体験させていただける予定です。

本校では生徒の探究や発展的な学びを支え、進路意識の醸成を促す課外の学びの機会をこれまでも、これからも積極的に設定してまいります。