「総合的な探究の時間」は、新学習指導要領における要諦の一つとして位置づけられる科目です。4月から高校1年生は「総合的な探究の時間」で自分の興味・関心のある事柄について調査・研究を行ってきました。冬休みには生徒自ら調べたことをもとにパワーポイントを作成し、発表準備に励んできました。文系、理系の枠にこだわることなく、教科横断的に様々な視点から調査・研究を行うことができました。　各クラス、班ごとに発表をし、ロイロノートで発表者に感想を送りあうことで良いプレゼンテーションを作ることができるように切磋琢磨しながら頑張っている様子が印象的でした。普段の学校生活では見えない生徒一人ひとりが興味を持っている事柄について知ることができ、教員も生徒もお互いのことがよく知れる良い機会となりました。これからクラス代表を選び、クラス代表者は3月に行われる成果発表会に登壇する予定です。

「総合的な探究の時間」を通して培った自ら問いを立てる力や調査・分析する力、プレゼンテーション能力は大学での総合型選抜でも発揮されることでしょう。小論文のトレーニングも合わせて行い、3年間を通して、自分の意見や考えを客観的に他者に伝える機会も多く作っていきたいと考えています。