[セミナリオ]聴いて親しむパイプオルガンーアドヴェントとクリスマスのオルガン曲
本校では、年間を通じて「横須賀学院セミ ナリオ」と総称される課外講座を実施しています。
11月24日(金)放課後,「聴いて親しむパイプオルガンーアドヴェントとクリスマスのオルガン曲」と題してセミナリオを実施しました。昨年の11月末に引き渡しを受け,12月初めに奉献したドイツのシュッケ・オルガン工房製のオルガンを用いてのセミナリオも4回目となりました。今回も巣鴨教会牧師で,本校聖書科講師,またメサイア指揮者としても本校のキリスト教教育に関わってくださっている渡辺善忠先生を講師に実施しました。
前半はパイプオルガンの歴史や構造,そして様々パイプの違いによる音色の変化を実際に聴きながら学びました。そして後半は今年の教会暦では11月26日の終末主日の作品として「Wachet, auf, ruft uns die Stimme」(起きよ、夜は明けぬ),12月3日から始まるアドヴェント(待降節)の作品として「Veni, Veni, Emmanuel」(久しく待ちにし),「Nun komm der Heiden Heiland」(いまこそ来ませ)を同じメロディーを複数の作曲家の作品をご紹介いただき,演奏していただきました。そして最後はクリスマスの作品である「柊と蔦」、「何と香しいことか」,「グリーンスリーブス」,「聖しこの夜」を聴いて一足早くリスマスを楽しみました。
クリスマスツリー点灯式の終了後の開催となったため,遅い時間のセミナリオでしたが,生徒の他に卒業生,保護者の方々など多くの参加を得られました。
また引き続き受難節の時期をテーマに開催したいと考えています。
本校では生徒の探究や発展的な学びを支え、進路意識の醸成を促す課外の学びの機会をこれまでも、これからも積極的に設定してまいります。